エコキュートの三方弁の交換と修理の完全ガイド

2023年11月22日

エコキュートは、三方弁のトラブルが発生することがあります。

ここでは、エコキュートの三方弁とは?三方弁のトラブル、三方弁の交換手順と注意点、三方弁の交換の費用と時間の目安、三方弁のトラブルを予防するメンテナンスのヒントについてご紹介します。

 

エコキュートのトラブルシューティング:三方弁の交換と修理の完全ガイド|エコキュート修理、交換、取替工事はみずほ住設にお任せ下さい!

 

エコキュートの三方弁とは?

ここでは、エコキュートの三方弁とは?についてご紹介します。

 

三方弁の役割とエコキュートのシステムへの影響

三方弁というのは、お湯と水を送りわける弁です。三方弁は、3方向の出入り口があり、弁を開閉して、お湯あるいは水の流れを変更することができます。

三方弁は、普通はヒートポンプ配管の2本のうち、貯湯タンクユニットへの戻り配管の先に付いています。

ヒートポンプ配管というのは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを繋ぐ配管です。

三方弁の役割は、ヒートポンプユニットから戻ったお湯を、貯湯タンクの下層部に送るか、貯湯タンクの上層部に送るかを切り替えることです。

 

三方弁のトラブルのサインと一般的な要因

ここでは、三方弁のトラブルのサインと一般的な要因についてご紹介します。

 

三方弁のトラブルのサイン

三方弁のトラブルのサインとしては、次のようなものなどがあります。

お湯が沸かない
お湯が貯まらない
沸き上げ操作がリモコンでできない
貯湯タンクユニットに貯まっているお湯を使い切るとお湯が出ない

新しくお湯を沸かすことはできませんが、貯湯タンクユニットに貯まっているお湯を使うことはできます。

また、もし三方弁のトラブルが発生していなくても、指示を三方弁に出す制御基板のトラブルが発生していると、エラーコードがリモコンに表示されることがあります。

 

三方弁のトラブルの一般的な要因

三方弁のトラブルの一般的な要因としては、次のようなものなどがあります。

三方弁のコネクターの接続部が腐食している
三方弁の故障が発生している

 

また、三方弁のトラブルがないときは、次のようなものなども考えられます。

指示を三方弁に出す制御基板のトラブルが発生している
停電などで誤作動を一時的に起こした

 

要因は1つではなく、同時に複数の要因が起きていることもあります。自分で要因を特定するのは困難であるため、メーカーあるいは業者に頼む必要があります。

 

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エコキュートの三方弁のトラブル

ここでは、エコキュートの三方弁のトラブルについてご紹介します。

 

エコキュートのエラーコードの「H54」

ここでは、エコキュートのエラーコードの「H54」についてご紹介します。

 

エコキュートのエラーコードの「H54」とは?

エコキュートのエラーコードの内容は、メーカーによって違います。エコキュートのメーカーの取扱説明書には、それぞれ違ったエラーコードが記載されています。

エラーコードのアルファベットや数字、内容も、メーカーによって違っています。

つまり、エラーコードは、それぞれのメーカーが独自に決めています。そのため、メーカーごとに決められたエラーコードに対処する必要があります。

しかし、エラーコードの「H54」は、パナソニックとダイキンのエコキュートでは共通で表示されるものです。エラーコードの内容や対処法も同じです。

このように、エラーコードとしては、メーカー間で共通したものが設定されていることもまれにあります。

 

エラーコードの「H54」の内容

エラーコードの「H54」がリモコンに表示されると、エコキュートでお湯が沸かなくなります。なお、エコキュートは貯湯タンクユニットの中にお湯を貯めているため、お湯がすぐに使えないということではありません。

貯湯タンクユニットの中にお湯が貯まっていると、お湯を使うことができます。しかし、お湯を新しく沸かすことができないため、貯湯タンクユニットの中のお湯を使い切ると、お湯がその後は使えなくなります。

そのため、エラーコードの「H54」がリモコンに表示されると、すぐに対処する必要があります。

では、エラーコードの「H54」はどのような内容なのでしょうか?

パナソニックのエコキュートのエラーコードの「H54」の内容は、三方弁の異常です。一方、ダイキンのエコキュートのエラーコードの「H54」の内容は、貯湯タンクの不具合で、沸き上げ三方弁の不具合により停止していることです。

つまり、パナソニックとダイキンのエコキュートのエラーコードの「H54」は、三方弁の異常、不具合を示すものです。

 

自分で試せる初歩的なチェックと対処法

エラーコードの「H54」の自分で試せる初歩的なチェックと対処法としては、次のようなものがあります。

エラーコードの「H54」の対処法は、エコキュートをリセットすることです。エコキュートをリセットする方法は、次のようになります。

エコキュートの貯湯タンクユニットにある漏電遮断器を切る
1分間~2分間経つと漏電遮断器を再度入れる

 

このように、エコキュートをリセットすることによって、エラーコードが解除されることがあります。これで、通常通りエコキュートが使えると問題ありません。

なお、漏電遮断器は、一般的に貯湯タンクユニットにあります。カバーで覆われているため、このカバーを開けて操作します。

また、漏電遮断器のトラブルが発生していると、エコキュートをリセットしても直らないことがあります。

一旦直っても、しばらくすると同じエラーコードがまたリモコンに表示されることもあります。このようなときは、リセットを何回も行わないで、漏電遮断器を切ったままでメーカーあるいは業者に修理を頼みましょう。

リセットを何回も行うと、大きな負担がエコキュートにかかります。

 

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エコキュートの三方弁の交換手順と注意点

ここでは、エコキュートの三方弁の交換手順と注意点についてご紹介します。

 

三方弁の交換に必要なツールと材料

三方弁を交換する前には、貯湯タンクのお湯や水を抜く必要があります。というのは、三方弁を取り外すときにお湯や水が噴出して、火傷したり、電気部品が濡れたりするためです。

貯湯タンクのお湯や水を抜くときは、1時間くらいかかります。

なお、三方弁を交換する時間は3分間くらいです。三方弁を交換するためのツールも必要なく、脱着がワンタッチでできます。

 

三方弁のステップバイステップの交換プロセスと安全上の注意

ここでは、三方弁のステップバイステップの交換プロセスと安全上の注意についてご紹介します。

 

三方弁のステップバイステップの交換プロセス

三方弁のステップバイステップの交換プロセスは、次のようになります。

漏電遮断器を切る
給水元栓を閉める
逃し弁のレバーを上げる
三方弁のコネクターを取り外しする
三方弁の固定クリップを取り外しする
三方弁を交換する
三方弁の固定クリップを取り付けする
三方弁のコネクターを接続する
給水元栓を開ける
逃し弁のレバーを上げる
配管のエア抜きを行う
漏電遮断器を入れる

 

三方弁の交換の安全上の注意

三方弁は、制御基板の三方弁と記載されている箇所からの配線を辿るとあります。三方弁を交換するときは、お湯や水が漏れるために作業を素早く行ってください。

なお、タオルなどで養生して、周りにお湯や水がかからないようにしてください。あるいは、貯湯タンクと配管の水抜きを行ってください。

このように、制御基板などの部品にお湯や水がかからないように注意してください。なお、DIYによる三方弁の交換は、別の部品のトラブルが発生したり、怪我をしたりするなどのリスクがあります。

そのため、必ずメーカーあるいは業者に頼みましょう。

 

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エコキュートの三方弁の交換の費用と時間の目安

ここでは、エコキュートの三方弁の交換の費用と時間の目安についてご紹介します。

 

エコキュートの修理業者の選び方

ここでは、エコキュートの修理業者の選び方についてご紹介します。

エコキュートの修理業者の選び方としては、次のようなものがあります。

 

必要な資格を持っている

エコキュートを修理するときは、電気工事が必要です。電気工事は、資格をもっている人が作業する必要があります。

エコキュートの修理を頼むときは、業者が電気工事についての第二種電気工事士の資格を持っているかをチェックしてください。

 

費用が公開されている

見積もりを同じ業者に頼んでも、見積内容や費用が担当者によって違うことがあります。エコキュートの修理費用がはっきりしているかは、信頼できるかを見極めるうえで非常に大切です。

業者のホームページなどでエコキュートの修理費用が公開されているときは、安心材料の一つになるでしょう。

 

業者の身元がはっきりしている

業者によって、自社のスタッフが修理したり、下請け業者に修理を頼んだりするなどいろいろですが、
実際に修理する人の身元、経験、資格などが最も大切です。

例えば、下請け業者に修理を任せて業者が状況を掴んでいないようなことは、ユーザーとしては避けたいでしょう。

修理を受けた業者は、下請け業者と契約を直接交わしているだけでなく、スタッフの性格や技術レベルを把握しているかが大切です。

 

修理事例をチェックする

業者の実績や修理が実際にチェックできる最も大切なポイントは、エコキュートの修理事例です。そのため、業者のエコキュートの修理事例は必ずチェックしておきましょう。

また、実際に利用した人の評価が公開されているかも一緒にチェックしておくのがおすすめです。このような情報を公開しており、またその数が多くあるほど、任せても安心できる業者でしょう。

 

口コミや評判をチェックする

最近は、ネットで業者名で検索すると、業者の口コミや評判がチェックできるようになっています。自由に口コミは書き込みができるため、すべてが正しいということではありませんが、信用できる口コミなどは参考になります。

口コミで評判が極端に良くない業者は、避ける方がいいでしょう。また、口コミが無い、少ないというような業者のときは、実績が十分にあるかを慎重に判断する必要があります。

なお、口コミが3ヶ月~半年間くらいに集中しているときは、注意する方がいいでしょう。

 

エコキュートの修理の見積もりの要点

エコキュートの修理の見積もりを複数の業者から入手したときは、費用以外についても比較検討してトータル的に判断しましょう。

ここでは、エコキュートの修理の見積もりの要点についてご紹介します。

 

見積もり額が正しい、妥当である

見積もり額は、出張費、部品代、作業費、諸経費、消費税などが全て含まれているかをチェックしましょう。

追加費用が書かれているときは、その内容について詳細な説明があるかをチェックしてください。例えば、部品代と作業費を一緒にしたような見積もりは信用度が高くないでしょう。

 

後から費用が追加されない

後から費用が追加されて最終的に高額になって困るというようなことがないように、内容をチェックしてください。

追加費用が発生する可能性があるときは、見積もりするときにその内容をチェックし、納得できたときだけ修理を頼むことによってトラブルを避けることができます。

修理を頼む前に追加費用の有無については回答できないというような業者は、避ける方がいいでしょう。

 

関東のエコキュートの修理業者比較と修理期間の目安

ここでは、関東でエコキュートの修理を検討している方向けに、関東のエコキュートの修理業者比較と修理期間の目安についてご紹介します。

 

関東のエコキュートの修理業者比較

関東のエコキュートの修理業者としては、次のようなところがあります。

 

エコ突撃隊

エコ突撃隊は、工事費用と10年の工事保証も含めて、激安でメーカー正規品のエコキュートを販売しています。また、ホームページに顧客直筆のアンケートも載せており、対応がいいために評判です。

業者に交換を頼むときは、前もってエコキュートを顧客宅に届け、保管しておいて交換を後日行うというのが一般的です。

しかし、このときは、保管するときの転倒や重いエコキュートを受け渡しするときのトラブルなどのリスクが発生することがあります。

エコ突撃隊は、このようなトラブルを防ぐためにエコキュートを工事当日にスタッフが持って訪問するなど、顧客第一を考えています。

別の業者の見積りにも対抗しており、エコキュートの修理費用を比較検討するときはエコ突撃隊にも必ず問い合せするのがおすすめです。

 

キンライサー

キンライサーは、年間に30,000件の工事実績を誇る給湯器のプロの業者です。無料でエコキュートの本体と10年の工事保証が付いています。

さらに、困ったときは年中無休の24時間365日体制であるためにすぐに相談ができます。エコキュートの修理で困ったときは、キンライサーに相談するのがおすすめです。

 

エコ発電本舗

エコ発電本舗は、最も顧客にとって大切な「導入価格」「施工品質」「設置後のアフターケア」が強みで、顧客目線で最も適したサービスを常に提供してきた実績があります。

エコ発電本舗は、営業や工事のスタッフに対する徹底した教育や顧客の満足と信頼を重要視しています。
そのため、エコキュートを修理するときは、ぜひ相談してみましょう。

 

住設ドットコム

住設ドットコムは、豊富に知識や技術があるスタッフが、顧客が喜んでくれるようなサービスを提供しています。20年間以上の経験があるスタッフが、エコキュートの修理、交換を行っています。

エコキュートを修理するときでも、緊急の24時間・365日の連絡サポートがあるために安心です。

 

タカラサービス

タカラサービスは、全国5箇所に営業所を設けています。タカラサービスのモットーは、工事価格の激安宣言です。

無料の現地調査や見積もりであるため、エコキュートの修理のときはぜひ問い合わせしてみましょう。

 

生活堂

生活堂は、3年保証込みでエコキュートを販売しています。また、ホームページに顧客のアンケートも載せています。

顧客満足度も非常に高いため、エコキュートを修理するときはぜひ問い合わせしてみましょう。

 

エコキュートの修理期間の目安

エコキュートの修理期間は、修理する箇所や内容によって違うために一律ではありません。数時間以内に修理が終わることがあったり、数日間かかることがあったりします。

そのため、まずどのような箇所でどのようなトラブルが発生して、どのような部品を修理する必要があるかを調査する必要があります。

例えば、古いエコキュートで修理用部品の取り寄せが必要なときなどは、数日間〜数週間かかることもあります。

なお、エコキュートの修理ではなくて本体を交換するときは、4時間〜7時間くらいの工事になります。

当然ですが、修理内容によって期間は違いますが、いずれにしてもエコキュートのトラブルは生活に支障がでるため、メーカーあるいは業者に頼んで早めに現地調査を行ってもらうことが大切です。

現地調査によってエコキュートのトラブルが発生した箇所と修理内容が決まると、だいたいの修理期間がわかるでしょう。

 

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エコキュートの三方弁のトラブルを予防するメンテナンスのヒント

ここでは、エコキュートの三方弁のトラブルを予防するメンテナンスのヒントについてご紹介します。

 

定期的なメンテナンスの重要性

エコキュートで使う水道水は、ミネラル成分のカルシウムやマグネシウムなど、水を殺菌するための塩素、浄水するときに使うアルミニウムなどの不純物が含まれています。

このような不純物は、エコキュートの貯湯タンクの中に溜まったり、フィルターの目詰まりの要因になったりします。

そのため、エコキュートの定期的なメンテナンスを行わないと、貯湯タンクなどが劣化したり、エコキュートのトラブルが発生したりするでしょう。

エコキュートの寿命は10年間〜15年間とされていますが、この寿命は取扱説明書に書かれているようなメンテナンスを行ったときのものであり、メンテナンスを行わないとトラブルが10年間以下で発生することがあります。

そのため、エコキュートは定期的にメンテナンスを行いましょう。

 

長期的なエコキュートのパフォーマンスを保つためのアドバイス

ここでは、長期的なエコキュートのパフォーマンスを保つためのアドバイスについてご紹介します。エコキュートは自動配管洗浄機能が搭載されているなど、ある程度メンテナンスを自動的に行ってくれるようになっています。

しかし、エコキュートは、パフォーマンスを保ちながらできるだけ長く使うためには、お手入れが必要です。

また、エコキュートのお手入れとしては、こまめに日頃から行う必要があるものや数回年に行うといいものなどいろいろあります。

代表的なエコキュートのお手入れとしては、浴槽のふろ循環アダプターのフィルターの清掃、追いだき配管の掃除、貯湯タンクの水抜き、逃し弁・漏電遮断器・配管の点検などがあります。

まず、このようなお手入れや点検を行うことによって早めに不具合を見つけて、未然にエコキュートのトラブルを防止しましょう。

そうすると、エコキュートの寿命を延ばすことができるでしょう。

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まとめ

ここでは、エコキュートの三方弁とは?三方弁のトラブル、三方弁の交換手順と注意点、三方弁の交換の費用と時間の目安、三方弁のトラブルを予防するメンテナンスのヒントについてご紹介しました。

エコキュートの三方弁のトラブルが発生したときは、ぜひ参考にしてください。

また、エコキュートの三方弁のトラブルで困ったときは、業者に相談するのがおすすめです。

 

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