IHクッキングヒーターの寿命を知りたい方へ
2021年12月18日
IHクッキングヒーターは火が出ないために安全ですが、寿命が心配になっている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命を知りたい方へ、IHクッキングヒーターの寿命とは?IHクッキングヒーターの寿命のサインとは?IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイントについてご紹介します。
■IHクッキングヒーターの寿命とは?
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命とは?についてご紹介します。
●IHクッキングヒーターの寿命
IHクッキングヒーターは、10年間~15年間くらいの寿命といわれています。
この理由としては、製造が終わったIHクッキングヒーターの修理用の部品をメーカーが10年間くらい保有していることが大きく関係しています。
長くIHクッキングヒーターを使うほど、トラブルが発生したときの修理用の部品が無いため、交換するしか方法が無くなります。
また、火を使わないIHクッキングヒーターは、火を使うガスコンロよりも2年間~5年間くらい寿命が延びるとされています。
IHクッキングヒーターは掃除が簡単ですが、ガスコンロは火を使うために汚れなどが焦げ付きやすく、センサーなどのトラブルの要因になるためです。
なお、IHクッキングヒーターを10年間以上寿命どおり使うためには、お手入れをしっかりと行う必要があります。
●IHクッキングヒーターの掃除の方法
ここでは、IHクッキングヒーターの掃除の方法についてご紹介します。
軽い汚れのときは、汚れを布巾や雑巾などで拭き取るのみで問題ありません。
油汚れのときは、薄めた台所用洗剤を布巾や雑巾などに染みこませて、汚れ拭き取ります。
きれいな布巾や雑巾などで拭き取って仕上げると問題ありません。
落ちにくい汚れのときは、汚れている箇所にクリームクレンザーをかけて、丸めたアルミ箔やラップで汚れた箇所を擦ります。
きれいな布巾や雑巾などで拭き取って仕上げると問題ありません。
●IHクッキングヒーターのグリルの寿命
IHクッキングヒーターのグリルは、調味料や魚の油などによって早く劣化するため、7年間~10年間くらいの寿命になります。
また、消耗品のグリル皿、焼き網、ドアパッキンは、使っているときに劣化すれば交換する必要があります。
●IHクッキングヒーターのグリルの掃除の方法
IHクッキングヒーターのグリルは、長く使うためには掃除が大切です。
グリルのおすすめの掃除の方法は空焼きで、グリルにこびりついた汚れを焼き切って、劣化が防止できます。
また、消臭の効果も空焼きは期待できます。
なお、空焼きの回数は、年に5回~6回くらいがおすすめです。
IHクッキングヒーターのグリルの空焼きの方法としては、次のようになります。
受け皿と焼き網、受け皿ホルダーを取り出して、目に付く汚れを拭き取ります。
汚れが落ちにくいときは、台所洗剤を使って拭いてください。
グリルの扉を閉めて、メニューで「お手入れ」を選びます。
空焼きが始まって、終わるとブザーで知らせてくれます。
メーカーや機種によって空焼きする方法は違うため、取扱説明書を十分にチェックして、わからないときはメーカーに問い合わせしてください。
●IHクッキングヒーターの寿命の兆候
使っているIHクッキングヒーターの調子が良くないときは、寿命が近くなっていることがあります。
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命の兆候についてご紹介します。
・お湯が沸きにくい
IHクッキングヒーターの寿命が近いときは、ヒーターの経年劣化によって火力が弱くなることがあります。
お湯が従来に比較して沸きにくいと思ったときは、寿命でしょう。
・電源が入りにくい
長年IHクッキングヒーターを使っていれば、電源が入りにくいことがあります。
この要因としては、IHクッキングヒーターの内部が吹きこぼれなどによって劣化していることが考えられます。
IHクッキングヒーターの寿命が近いときには、多くある症状です。
●IHクッキングヒーターの寿命を延ばすために注意すること
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命を延ばすために注意することについてご紹介します。
・できるだけ吹きこぼれ、煮こぼれを防止する
IHクッキングヒーターでは、吹きこぼれや煮こぼれがよくあります。
吹きこぼれや煮こぼれは、IHクッキングヒーターわずかな傷や隙間から侵入して内部の基板のトラブルが発生したりして、非常に大きな影響があります。
吹きこぼれや煮こぼれによるIHクッキングヒーターのトラブルを防止するためには、吹きこぼれや煮こぼれがしにくい調理器具を使うなどが必要です。
・トッププレートの亀裂やヒビ割れを防止する
IHクッキングヒーターでは、鍋やフライパンがトッププレートに落ちることが多くあります。
トッププレートの亀裂やヒビ割れが発生すると、吹きこぼれや煮こぼれしたときなどにIHクッキングヒーターの内部に侵入する要因になります。
そのため、トッププレートに重い鍋を置いたり、変形した底の鍋を使ったりしないように注意しましょう。
また、鍋を空焚きすると温度の急激な変化に耐えきれなくて亀裂やヒビ割れが発生することがあるため注意しましょう。
・IH対応でない調理器具を使うとリスクがある
IHクッキングヒーターは、使える調理器具と使えない調理器具があります。
使えない土鍋などの調理器具を使い続けていれば、適切な火力が出なかったり、トッププレートが割れたりするなどの要因になります。
IHクッキングヒーターで使う調理器具鍋は、使えるかを必ずチェックしましょう。
■IHクッキングヒーターの寿命のサインとは?
IHクッキングヒーターの調子が悪くなると、修理するか交換するか迷うでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命のサインとは?についてご紹介します。
・電源スイッチがなかなか入らない
調理をしているときに吹きこぼれや煮こぼれが発生すると、IHクッキングヒーターの内部の基板に侵入することがあります。
そのため、IHクッキングヒーターの内部の基板のトラブルの要因になります。
電源スイッチがなかなか入らない、あるいは電源スイッチが入らないときは、IHクッキングヒーターの内部の基板のトラブルが発生していることがあります。
電源スイッチがなかなか入らないときは、寿命が近いでしょう。
電源スイッチが入らないときは、修理したり交換したりする必要があり、かかる費用と買ってからの年数によって判断するのがおすすめでしょう。
・温度調節などのスイッチが操作できない
スイッチが操作できなくて温度調節などができないときは、トラブルが発生しています。
修理するときは、トラブルが発生している箇所を交換するようになります。
修理費用は、部品によって違っていますが、1万円~3万円くらいです。
さらに出張費用などもかかるため、修理するよりも交換する方が安くなることもあります。
・火力が弱い
IHクッキングヒーターは、ヒーター部分の火力が経年劣化によって弱くなります。
火力が弱くなったり、時間がお湯を沸かすときにかかったりしたときは、寿命が経年劣化によって近くなっている兆候です。
なかなか加熱しない、温度が高くならないことが頻繁に発生するときは、寿命の兆候であるため交換も検討しましょう。
・トッププレートに亀裂や摩耗がある
通常の使用では、IHクッキングヒーターのトッププレートのガラス面は割れません。
しかし、高いところから重い調理器具などが落ちるなどによって、トッププレートは割れます。
IHクッキングヒーターのトッププレートが割れたときは、交換する必要があります。
経年劣化によってトッププレートに亀裂や摩耗が発生しているときは、IHクッキングヒーターの寿命の兆候です。
●IHクッキングヒーターの寿命を延ばす方法
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命を延ばす方法についてご紹介します。
・IH対応の調理器具を使う
IHクッキングヒーターで調理するときは、IH対応の調理器具を必ず使うことが大切です。
IH対応でない調理器具を使うと、トラブルが発生する要因になります。
IHクッキングヒーターで使う調理器具を買うときは、IH対応かを必ずチェックしましょう。
・トッププレートに傷が付かないようにする
トッププレートに傷が付くと、トラブルが発生することもあります。
トッププレートの傷から水分などが内部に侵入するため、トラブルが発生する要因になります。
そのため、トッププレートに傷が付かないように使いましょう。
トッププレートには調理器具だけを置く、調理器具を空焚きしないなどによって、傷が付くのが防止できます。
また、トッププレートはガラス面であるため温度が急激に変化すると割れることがあります。
冬のシーズンなどで低い温度のトッププレートの状態で、熱湯をいきなりかけることは止めましょう。
・こまめにグリルをお手入れする
グリルに付いた油分などは、空焼きをすれば落ちて、劣化が防止できます。
そのため、こまめにグリルの空焼きを行いましょう。
空焼きするときは、受け皿、焼き網などを取り出して汚れを無くして、グリルを閉めてメニューで「お手入れ」を選んで合図があると終わりです。
IHクッキングヒーターの機種によって、空焼きする方法は違います。
そのため、使っているIHクッキングヒーターの取扱説明書をチェックしましょう。
■IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?
近年は、調理にIHクッキングヒーターを使う人が多くなっています。
オール電化住宅のときは、当然ですが、IHクッキングヒーターを使いますが、オール電化住宅でないときでもIHクッキングヒーターを使う人が多くなっているでしょう。
IHクッキングヒーターは、調理するときに火を使わないため、高齢の方や小さい子供さんがいる家庭でも安全に使えることや楽に掃除ができることなどのメリットがあるといわれています。
しかし、一昔前は、IHクッキングヒーターは火力が弱いために調理がしにくいなどのデメリットがあり、オール電化のときの障害にもなっていました。
しかし、ガスコンロなどと比較して、最近のIHクッキングヒーターは火力が弱いために調理がしにくいというようなこともなく、調理面において障害にならないといわれています。
熱効率については、基本的にIHクッキングヒーターの方がガスコンロよりもいいため、料理がフライパンを振るようなものでなければ、困るようなシーンはもともと少ないでしょう。
このようなことから、IHクッキングヒーターを導入しようと思っている方でも、寿命が気になることも多くあるでしょう。
特に、IHクッキングヒーターは、火が出ないため、ガスコンロより劣化の症状を表面的に感じることが困難です。
ここでは、IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?についてご紹介します。
●IHクッキングヒーターの寿命とは?
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命とは?についてご紹介します。
IHクッキングヒーターは、一般的に10年間~15年間くらいの寿命であるといわれています。
当然ですが、基本的にこの寿命は目安で、しっかりと毎日のお手入れをすると20年以上の寿命になることもあり、逆にお手入れを全くしないと10年未満でトラブルが発生することもあるでしょう。
一般的に、ガスコンロの寿命は7年間~10年くらいですが、IHクッキングヒーターの方が相当寿命は長くなります。
しかし、IHクッキングヒーターは、寿命で注意すべきことがあります。
IHクッキングヒーターの寿命は、ヒーター部分とグリル部分で少し違っています。
先にご紹介したIHクッキングヒーターの寿命の10年間~15年間というのはヒーター部分で、グリル部分は7年間~10年間くらいで短くなります。
この要因は、グリルで調理するときにグリル内に魚の油や塩分などが溜まって、劣化が内部から速めるためです。
グリルがあるIHクッキングヒーターのときはこのようなことに注意して、ヒーター部分よりも念入りに毎日のグリル部分をお手入れするのがおすすめです。
また、グリル部分については消耗品を早めに交換したり、空焼きを年に5回くらいして油を飛ばしたりするなど、メンテナンスを工夫すると長くIHクッキングヒーターを使うことができます。
●IHクッキングヒーターの交換を考える方がいい症状
先にご紹介したように、一般的に、IHクッキングヒーターは10年間~15年間の寿命といわれていますが、基本的にこの寿命は目安で、これより前に使えなくなったり、逆に長く使えたりすることもあります。
そのため、そろそろ交換する方がいいと考える方がいい症状を把握しておくと、普段の生活において困ることもあまりないでしょう。
特に、調理にIHクッキングヒーターは毎日使うため、急に使えなくなると非常に困ります。
ここでは、IHクッキングヒーターの交換を考える方がいい症状についてご紹介します。
・火力が弱くなった
IHクッキングヒーターは、寿命が近くなると火力が経年劣化によって弱くなります。
火力の強弱はガスコンロのように目でチェックができませんが、例えば、普段の調理中に時間がお湯を沸かすときにかかるなどがあります。
そのため、10年間近く使ったIHクッキングヒーターのときは、このようなこともチェックしましょう。
・電源スイッチがなかなか入らない
IHクッキングヒーターは、吹きこぼれや煮こぼれが調理中に発生することによって、内部の基板のトラブルが発生することがあります。
当然ですが、吹きこぼれや煮こぼれが1回や2回くらいで急にトラブルが発生することは考えにくいですが、このようなことが何回もあるとトラブルが発生することがあります。
何らかのトラブルがIHクッキングヒーターの内部の基板に発生したときは、電源スイッチがなかなか入らないというような症状が現れることが多くあります。
このような症状が現れ始めると、IHクッキングヒーターの交換を考える方がいいでしょう。
これ以外にも、次のよう症状もIHクッキングヒーターの寿命の兆候です。
ブーンという異音が使っているときにする
ヒーターやグリルの温度が高くなりにくい
使うとブレーカーがすぐに落ちる
このような症状のときは、IHクッキングヒーターの寿命の兆候であるため、業者に点検を頼むのがおすすめです。
●IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?のまとめ
ここでは、IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターは、火を調理するときに使わないため、高齢の方や小さい子供さんがいる家庭でも安全に使えることが最大のメリットです。
特に、IHクッキングヒーターは近年性能がアップしており、いろいろな安全機能が搭載されています。
そのため、大幅に火災が発生するリスクも少なくなり、ガスコンロよりこれのみでも優れているでしょう。
しかし、IHクッキングヒーターも寿命があるため、一度買うといつまでも使えるということではありません。
特に、毎日の調理にIHクッキングヒーターは必要なものであるため、トラブルが発生して数日間~数週間くらい使えなくなると、非常に生活が不便になるでしょう。
そのため、IHクッキングヒーターを導入するときは、寿命を把握するとともに寿命の兆候を把握しておくことが大切です。
このようなことを把握しておくことによって、計画的にIHクッキングヒーターが交換できるため、普段の生活に困ることもないでしょう。
■エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイント
IHクッキングヒーターの寿命を知りたいと考えているのであれば、エコキュートも一緒に検討してみましょう。
エコキュートは、近年オール電化が普及するにつれて着目されています。
しかし、このエコキュートは光熱費が低減できるがどの程度の期間使えるか気になるのではないでしょうか。
ここでは、エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイントについてご紹介します。
●エコキュートの寿命
ここでは、エコキュートの寿命についてご紹介します。
・平均的な寿命
一般的に、エコキュートは平均的に10年間~15年間くらいの寿命とされています。
しかし、この寿命はまだデータが十分に揃っていないようです。
というのは、エコキュートは2001年に発売されてまだ新しいためです。
当然ですが、改良などがこれからも行われて、寿命がさらに延びることもあります。
・別の給湯器との比較
別の給湯器と比較して、エコキュートは寿命が長いことがわかっています。
一般的に、別の給湯器は10年間くらいの寿命とされています。
例えば、ガス給湯器は一般的に8年間~10年間くらいの寿命です。
さらに、電気温水器は10年間くらいの寿命とされています。
石油給湯器も、10年間~15年間くらいの寿命とされています。
エコキュートの寿命は、このような別の給湯器と比較しても長くなります。
・部品によって寿命が違う
エコキュートは、消耗部品があります。
一般的に、このような消耗部品はメンテナンスの機会に交換します。
エコキュートは夜間にヒートポンプユニットでお湯を沸かして、貯湯タンクユニットに貯めておいてすぐに次の日に使えるようになります。
貯湯タンクユニットの周りの部品の寿命としては、次のようになります。
逃し弁、減圧弁、流量調節弁、給湯熱交換器は8年
給湯ポンプは5年
このように、メインになる全ての部品は10年以内の寿命になっています。
業者による部品の交換が、最低でも5年おきくらいには必要でしょう。
一方、ヒートポンプユニットの周りの部品の寿命としては、次のようになります。
電動膨張弁は15年
循環ポンプは15年
圧縮機は12年
インバーターは12年
ファンモーターは10年
パワーモジュールは8年
凍結防止切換弁は8年
流量センサーは8年
このように、寿命は消耗部品によって違っています。
エコキュートの最長の寿命である15年間も、全く交換しないような部品も中にはあります。
一方、センサーや弁などは寿命がやはり短くなります。
●エコキュートのメンテナンス方法と費用
エコキュートは、メンテナンスが定期的に必要です。
ここでは、エコキュートのメンテナンス方法と費用についてご紹介します。
・自分で行う日常的なメンテナンス
エコキュートは、自分で日常的なメンテナンスを行うこともできます。
このメンテナンスは、1年に2回~3回を目安に行いましょう。
エコキュートは配管の自動洗浄機能が搭載されており、ボタン一つで配管の洗浄ができます。
これにプラスして、目で水漏れがないか、劣化したり汚れたりしていないかをチェックしましょう。
・業者やメーカーに頼むメンテナンス
エコキュートを買ったときに、無料の業者のメンテナンスがついていることもあります。
無料のメンテナンスは有効に利用しましょう。
メンテナンスを業者に頼むことによって、細かな自分ではわからない箇所まで十分にチェックしてくれます。
有料のときは、一般的に費用の相場が1.2万円~1.3万円くらいとされているため参考にしてください。
・エコキュートの部品の交換
メンテナンスを業者に頼むと、消耗部品を交換する必要があることもあります。
費用の相場は部品によっても違いますが、一般的に1.4万円~4.5万円くらいになります。
また、エコキュートの本体内の部品ときは、8万円~15万円くらいの費用になることもあります。
交換する部品があまりにも高いときは、エコキュートの交換をすすめられることもあります。
・エコキュートの本体の交換
エコキュートの本体を交換するときは、業者やメーカーから交換の見積もりを入手しましょう。
一般的に、エコキュートの本体価格の相場は15万円~60万円以上になります。
このようにエコキュートの本体価格が違っているのは、搭載されている機能が違っているためです。
また、エコキュートの交換工事費用の相場は15万円くらいです。
そのため、エコキュートの交換費用の相場は、最低でも30万円以上かかります。
●エコキュートの寿命を延ばすポイント
ここでは、エコキュートの寿命を延ばすポイントについてご紹介します。
・貯湯タンクユニットのメンテナンス
貯湯タンクユニットのメンテナンスとしては、配管自動洗浄の機能を使う以外に、定期的に貯湯タンクの中の水を抜くことも大切です。
貯湯タンクの中の水抜きは、年に2回~3回で、1ヶ月間以上家を留守にするときも行いましょう。
エコキュートによって方法が違うため、取扱説明書をチェックしてください。
貯湯タンクの中の水抜きの方法は、止水栓を空けて、水を2分間くらい抜くのみです。
貯湯タンクの中に溜まっている不純物やゴミが流れ出て、きれいになります。
・ヒートポンプユニットのメンテナンス
ヒートポンプユニットのメンテナンスとしては、ものが本体の近くにないか、水漏れがないかをチェックします。
また、異物が本体のファンに詰まっていないか、ホコリや雪が溜まっていないかなどもチェックしましょう。
さらに、取扱説明書に記載されていることもチェックしましょう。
●エコキュートの寿命を延ばすための使い方
メンテナンスを定期的に行うことも非常に大切ですが、毎日の使い方によってもエコキュートの寿命を延ばすことができます。
ここでは、エコキュートの寿命を延ばす使い方についてご紹介します。
・ヒートポンプユニットの本体の周りにものを置かない
ヒートポンプユニットは、大気中の熱エネルギーをファンで常に取り込んでいます。
この大気の取り込みを妨害するようなものを置いていると、ヒートポンプユニットの稼働効率が悪くなります。
また、電気代が必要以上にかかって、寿命が短くなります。
そのため、ヒートポンプユニットの本体の周りにものを置かないように注意しましょう。
・きちんと毎日浴槽を掃除する
きちんと毎日浴槽を掃除することも、エコキュートの寿命を延ばすことができます。
特に、浴槽のふろ循環アダプターのフィルターの掃除は大切です。
このフィルターが詰まると、上手く給湯や追いだきができなくなります。
そのため、掃除するときはフィルターをきちんと掃除しましょう。
・異物がファンに詰まらないようにする
基本的に、エコキュートの設置場所によっても寿命が違うことがあります。
例えば、ホコリが多い場所、潮風が吹き付ける海岸に近い場所は、エコキュートの設置場所としては適していません。
ホコリや塩分がファンなどのいろいろな場所に溜まって、早くトラブルが発生します。
エコキュートを設置するときは、このような場所を避けましょう。
・入浴剤を使わない
基本的に、エコキュートは入浴剤を使うようになっていません。
そのため、入浴剤をエコキュートで使うと、早く配管などが劣化することもあります。
また、配管や貯湯タンクが濁りのある入浴剤は汚れるようになります。
入浴剤の成分が溜まることによって、エコキュートの寿命がより短くなることもあります。
・エコキュートの運転を必要に応じて休止する
長期間エコキュートを使わないときは、運転を休止すると寿命を延ばすことができます。
エコキュートは、1日単位で休止期間を設定できる機能があります。
そのため、例えば、旅行に1週間行くときは7日と設定しておくと帰宅したときにお湯を使うことができます。
このように、エコキュートの運転を必要に応じて休止すると、寿命が延びるようになります。
・相性の良くない水を使わない
エコキュートは、相性の良くない水があります。
普通の水道水は問題ありませんが、井戸水や地下水などはエコキュートの寿命が短くなることがあります。
このような水を使うときは、前もってエコキュートを設置するときに水質について業者に相談しましょう。
●エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイントのまとめ
ここでは、エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイントについてご紹介しました。
エコキュートはイニシャルコストが高いため、長い年数がこれを回収するためにはかかります。
そのため、可能な限り長くエコキュートを使いたいでしょう。
寿命を延ばすためにも、ここでご紹介したようなメンテナンスを定期的に行いましょう。
■まとめ
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命を知りたい方へ、IHクッキングヒーターの寿命とは?IHクッキングヒーターの寿命のサインとは?IHクッキングヒーターを交換する方がいい症状とは?エコキュートの寿命とは?寿命を延ばすポイントについてご紹介しました。
IHクッキングヒーターの寿命は10年間~15年間くらいといわれていますが、寿命どおり使うためにはしっかりとお手入れを行う必要があります。
IHクッキングヒーターの寿命を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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