IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ

2021年12月27日

IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ
IHクッキングヒーターにはラジエントヒーターが付いているものがありますが、どのような使い方があるかわからないような方もいるでしょう。

ここでは、IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ、ラジエントヒーターとは?IHクッキングヒーターのラジエントヒーターの使い方、エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?についてご紹介します。
IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ
■ラジエントヒーターとは?

ラジエントヒーターというのは、トッププレートの下にコイル状の電熱線が埋め込まれている調理器具です。
IHクッキングヒーターが発売されるまでは、ガスコンロが使えないときによくラジエントヒーターが使われていました。
現在でも、3つ口IHクッキングヒーターとしては、ラジエントヒーターに1つのコンロがなっているものもあります。
ここでは、ラジエントヒーターとは?についてご紹介します。

●ラジエントヒーターの仕組み

ラジエントヒーターは、トッププレートの下に埋め込まれているコイル状の電熱線に通電すると、電熱線が発熱して調理器具を温めます。
IHクッキングヒーターにラジエントヒーターが付いているものやラジエントヒーターだけの1口コンロ、2口コンロなどがあります。
一般的に、3つ口IHクッキングヒーターのときは、ラジエントヒーターが中央にありいます。
多くのラジエントヒーターは、通電すると色がオレンジになります。

●ラジエントヒーターの目的

ラジエントヒーターは、IHクッキングヒーターで使えないアルミ鍋、土鍋、耐熱ガラス鍋などの調理器具でも使えます。
IHクッキングヒーターにガスコンロから交換すると従来の調理器具が使えなくなることがありますが、ラジエントヒーターであれば基本的に従来の調理器具でも使えます。
また、調理の幅がIHクッキングヒーターよりも広くなり、網を使うとパンや餅などでも焼けます。

●IHクッキングヒーターとラジエントヒーターの違い

IHクッキングヒーターは、電磁誘導加熱を利用したものです。
銅製の磁力発生コイルがトッププレートの下に埋め込まれており、電気をこの磁力発生コイルに流すと強い磁場が発生します。
電磁誘導をこの強い磁場が引き起こして、鍋の底の金属が抵抗になって鍋の底の表面に熱が発生します。
ラジエントヒーターは電熱線そのものが発熱しますが、IHクッキングヒーターは磁力発生コイルが発熱しません。
基本的に、磁力によって電気抵抗になる金属そのものが熱源になるため、金属の調理器具を置かないと発熱しません。
また、IHクッキングヒーターは非常にエネルギー効率が良く、細かな火加減の調節がとろ火から強火までできます。
しかし、非金属の陶磁器の鍋や土鍋、耐熱ガラス鍋のような調理器具や、非磁性の電気抵抗が低い金属の調理器具は使えません。
なお、オールメタル対応IHクッキングヒーターであれば非磁性の金属の調理器具でも使えることがあります。
一方、電熱線が発熱するラジエントヒーターは、耐熱性のある土鍋や耐熱ガラスの鍋、非磁性の電気抵抗が低い金属の調理器具でも使えます。
ラジエントヒーターで使える調理器具としては、次のようなものがあります。
土鍋
銅鍋、アルミ鍋、多層鍋
ホーロー鍋
ステンレス製、鉄製の調理器具
耐熱ガラス鍋
一方、ラジエントヒーターで使えない調理器具としては、次のようなものがあります。
足つきの土鍋
底が丸い、反りがある鍋
低い耐熱温度のガラス鍋
魚焼き器
シリコンクッカー

●ラジエントヒーターのメリット・デメリット

ここでは、ラジエントヒーターのメリット・デメリットについてご紹介します。

・ラジエントヒーターのメリット
IHクッキングヒーターで使えない鍋が使えることが、ラジエントヒーターの大きなメリットです。
調理器具のホーロー鍋や土鍋、耐熱ガラス鍋などが多くあるときは、使い勝手はラジエントヒーターの方がいいでしょう。
また、余熱調理も高い保温性がある調理器具を使うとできます。
電熱線そのものが発熱するため、あぶり調理も足つきの網を使うとできます。
また、イニシャルコストが安いことも一つのメリットです。
コンロが別に欲しいときでも、ラジエントヒーターであれば手軽に買えるでしょう。
1口~3口のラジエントヒーターがいろいろあるため、便利に使えます。

・ラジエントヒーターのデメリット
次のようなことが、ラジエントヒーターのデメリットとしてはあります。
火力がIHクッキングヒーターに比較して弱めである
熱効率がIHクッキングヒーターよりも悪いため、電気代が高くなりがちである
時間が温まるまでにかかる
使った後も熱がしばらく残るため、火傷するリスクがある
ラジエントヒーターの表面が使っているうちに焦げ付く
周囲の温度がラジエントヒーターの熱で高くなるため、使っているときに掃除ができない
特に、ラジエントヒーターが古いときは、火力が弱いため調理ができないというようなこともあります。
また、火が見えないため、火傷するリスクも増すでしょう。
一方、IHクッキングヒーターは調理をしているときでも鍋の底を除いて熱くならないため、高齢の方や小さい子供さんが誤って触っても安心ですが、ラジエントヒーターはリスクがあります。
これ以外にも、ラジエントヒーターの周囲が熱くなるため、可燃物などが周囲にあると発火したりすることもあります。
使った後もしばらくは熱いため注意する必要があります。

●ラジエントヒーターの電気代

ここでは、ラジエントヒーターの電気代についてご紹介します。

・ラジエントヒーターの電気代を計算する方法
ラジエントヒーターの電気代は、消費電力(kW)に1日の使用時間と1kWhあたりの電力量料金(円)をかけて計算します。
ラジエントヒーターの消費電力は、本体や取扱説明書などに表示されています。
例えば、1口ラジエントヒーターの1.35kWの消費電力を1時間使ったときにかかる電気代は、1.35kWに1時間と27円をかけた約36円になります。
ここでは1kWhあたりの電力量料金を27円としましたが、電力量料金は契約している電力会社によって違うため、詳細については電気ご使用量のお知らせ(検針票)などでチェックしてください。

・IHクッキングヒーターとラジエントヒーターの電気代の比較
ここでは、IHクッキングヒーターとラジエントヒーターの電気代の比較についてご紹介します。
ラジエントヒーターは、IHクッキングヒーターよりも熱効率が低いとされています。
そのため、使う時間が同じでも電気代はラジエントヒーターの方が高くなります。
また、IHクッキングヒーターは細かく火力がコントロールできるため、省エネ効果がより高くなります。
例えば、パナソニックのIHクッキングヒーター(KZ-XSF36W)は、3つ口タイプのものです。
このIHクッキングヒーターの消費電力は5.8kWですが、切り替えが4.8kW、4.0kWにできるようになっています。
そのため、調理がより少ない電力でできます。

ここでは、パナソニックの最大1.3kWの消費電力の1口タイプのIHクッキングヒーターと1.35kWの消費電力の1口ラジエントヒーターの電気代の比較についてご紹介します。
なお、1日に1時間使うとします。
IHクッキングヒーターの電気代は、1日あたり35.1円、1月あたり1,053円、1年あたり12,636円です。
一方、ラジエントヒーターの電気代は、1日あたり36.46円、1月あたり1,093.8円、1年あたり13,125.6円です。
このように、IHクッキングヒーターとラジエントヒーターの電気代は、違いがそれほど大きなものではありません。
しかし、ラジエントヒーターに比較して、IHクッキングヒーターは細かな調節ができます。
そのため、弱火で調理したい煮込み料理などのときは、電力消費をラジエントヒーターに比較して抑えることができます。
つまり、多く使うほど電気代はIHクッキングヒーターの方が安くなるでしょう。
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■IHクッキングヒーターのラジエントヒーターの使い方

IHクッキングヒーターとしては、ラジエントヒーターがあるものと無いものがありますが、どのような違いがあるかわからない方もいるでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターのラジエントヒーターの使い方についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターのラジエントヒーターとは?

一般的に、3口のコンロがIHクッキングヒーターにはあります。
IHクッキングヒーターとしては、全ての3口のコンロがIH対応になっているものや、ラジエントヒーターに中央の1口のコンロのみがなっているものがあります。
ラジエントヒーターというのは、コイル状の電熱線がトッププレートの下に埋め込まれている調理器具です。
使うときは電熱線が発熱してトッププレートを加熱し、調理器具を温めるようになっています。
IHクッキングヒーターとは、使うときにオレンジ色にトッププレートがなること、トッププレートそのものが熱くなることが違っています。

●ラジエントヒーターの使い方

IHクッキングヒーターは、高周波の電流を渦巻き状のコイルに流して磁力線を発生させることによって調理器具を温めます。
火が出ないため高い安全性があり、使いやすいという意見が多くあります。
しかし、火が出ないため、炙りなどの調理はできません。
一方、ラジエントヒーターであれば、IHクッキングヒーターで使えない調理器具でも使えます。
ラジエントヒーターは、IHクッキングヒーターとガスコンロの両方のメリットがあり、調理器具と調理方法の選択肢の幅が拡がるためメリットがあるでしょう。

●ラジエントヒーターを使うメリット

ここでは、ラジエントヒーターを使うメリットについてご紹介します。

・遠赤外線の効果がある
ラジエントヒーターは、ものを温めるときに遠赤外線を使います。
遠赤外線は、食材の奥深くまで浸透し、酸化を防ぐという特徴があります。
そのため、食べ物自体の旨みをIHクッキングヒーターよりも感じやすくなります。
例えば、バーベキューで焼いた肉は、普段より美味しく感じるようなものと同じです。

・イニシャルコストが安い
IHクッキングヒーターの3口のコンロの全てがIHのものと、1口のコンロのみがラジエントヒーターになっているものを比較すると、一般的に後者の方が安くなります。
メーカーによっても違いますが、同じメーカーのIHクッキングヒーターで比較すると、本体価格が3万円~5万円くらい違うことがあります。
IHクッキングヒーターをできるだけ安く買いたいときは、ラジエントヒーターがあるものを選ぶのもいいでしょう。

・余熱が使える
IHクッキングヒーターは電源を切ると温めることができませんが、ラジエントヒーターであれば電源を切っても余熱でしばらくは温めることができます。
味を余熱で食材に染み込ませればさらに料理が美味しくなるといわれているため、料理にこだわりたいときはラジエントヒーターがおすすめです。

・電磁波の心配がない
IHクッキングヒーターの電磁波を心配している人も多くいます。
IHクッキングヒーターの電磁波によって良くない影響があることが証明されているということではありませんが、妊娠しているときなどはできるだけ使いたくないような意見もあります。
しかし、ラジエントヒーターであれば、電磁波の心配がありません。

●ラジエントヒーターを使うときに注意すること

ラジエントヒーターを使うと多くのメリットがありますが、注意することもあります。
ここでは、ラジエントヒーターを使うときに注意することについてご紹介します。

・火傷のリスクがある
火によるトラブルが、ラジエントヒーターで最も注意することでしょう。
火が出ないIHクッキングヒーターと違って、ラジエントヒーターは使うときにトッププレートや調理器具が熱くなるため、誤って触ると火傷するリスクがあります。
ラジエントヒーターは余熱を使うこともできますが、余熱によって子供さんが誤って触って火傷しないように注意しましょう。

・電気代が高くなることもある
ラジエントヒーターは、火が食材に通るまでに時間がかかるため、電気代がその分高くなります。
イニシャルコストがせっかく安くなっても、毎月の電気代が高くなるとあまり意味がないでしょう。
そのため、調理するものに応じてラジエントヒーターとIHクッキングヒーターを使い分けるのがいいでしょう。

・火力の調整が困難である
ラジエントヒーターは、火力がIHクッキングヒーターよりも弱く、高温にヒーター部分がなるため、火力の調整が困難であるといわれています。
また、ラジエントヒーターは焦げ付きやすいため、慎重に使う必要があります。

・夏のシーズンは暑い
ラジエントヒーターは熱が出るため、周囲の温度が高くなります。
そのため、夏のシーズンの調理は、エアコンがないと厳しいと思うこともあるでしょう。
一方、冬のシーズンは周囲の空気が温まるようになるかもしれません。
IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ
■エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?

IHクッキングヒーターを買うためにラジエントヒーターについて知りたいと思っているのであれば、エコキュートも同時に買うのがおすすめです。
エコキュートは、近年いろいろな機種が販売されており、電気代が低減できるため伸びています。
しかし、エコキュートはどのようなタイプがあるかわからない方もいるのではないでしょうか。
同じエコキュートでも、タイプとしてはセミオートタイプとフルオートタイプがあります。
ここでは、エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?についてご紹介します。

●エコキュートとは?

ここでは、エコキュートとは?についてご紹介します。

・別の給湯器とエコキュートの違い
エコキュートは、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機が正式な名称です。
エコキュートの特徴は、電気エネルギーと大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすことです。
エコキュートのヒートポンプユニットのファンで大気中の熱エネルギーを取り込んで、二酸化炭素の冷媒に伝えます。
この二酸化炭素の冷媒を凝縮して膨張すると、非常に高温になります。
エコキュートの貯湯タンクユニットに貯まった水と高温の冷媒を熱交換することによって、お湯を沸かします。
そのため、ガス給湯器や石油給湯器などよりも、省エネでクリーンな給湯器です。

・エコキュートのメリット
高い省エネ性能が、エコキュートの人気の最大の理由でしょう。
エコキュートは、別の給湯器と比較して省エネ性能が圧倒的に高くなります。
省エネ性能が高いため、その分電気エネルギーを効率良く使います。
そのため、電気代を低減することができます。
また、主にエコキュートは深夜に運転するため、安い電気料金の深夜電力が利用できます。
そのため、光熱費は別の給湯器よりも安くなります。

・エコキュートの種類
エコキュートは、タイプが機能によって3種類にわけられます。
給湯専用タイプのエコキュートは、お湯を沸かすことのみに特化したものです。
お湯が給湯栓から出て、このお湯でお風呂の湯はりをするシンプルなものです。
なお、お湯を出したり止めたりするのは手動になります。
お風呂の湯はりが終わるとお湯を手動で止められる人、追いだきを使わない人に適しているでしょう。
なお、セミオートタイプとフルオートタイプのエコキュートについては、次の項でご紹介します。

●セミオートタイプとフルオートタイプのエコキュート違い

ここでは、セミオートタイプとフルオートタイプのエコキュートの違いについてご紹介します。

・追いだき
追いだきの機能が搭載されているかどうかが、セミオートタイプとフルオートタイプのエコキュートの最も大きな違いです。
追いだきの機能は、フルオートタイプのエコキュートに搭載されていますが、セミオートタイプのエコキュートには搭載されていません。
追いだきの機能は、お風呂の残り湯を回収して、エコキュートで再度温めてからお風呂に戻すようになっています。
なお、セミオートタイプのエコキュートでも、お風呂のお湯を再度温かくすることができます。
セミオートタイプのエコキュートでお風呂のお湯の温度を高くするときは、設定温度よりも高めのお湯を足す高温たし湯を利用します。

・自動保温
セミオートタイプのエコキュートは、自動保温の機能が搭載されていません。
自動保温は、お風呂の残り湯を回収して再度温めてお風呂に戻すことによって温度を一定に維持するものです。
セミオートタイプのエコキュートは、自動保温の機能は搭載されていませんが、高温たし湯を使うと湯温の低下が防止できます。
しかし、入浴しているときに高温たし湯を使うと、熱く感じるときもあります。

・自動たし湯
フルオートタイプのエコキュートは、浴槽の水位を検知して自動たし湯する機能も搭載されています。
自動たし湯の機能は、呼び方がメーカーによって違っていることもあります。
自動たし湯の機能は浴槽の中の水位が低下すると、適切な水位まで自動でたし湯をするものです。
たし湯の機能はセミオートタイプのエコキュートも搭載されていますが、自動で水位を検知してたし湯をしたり、自動で丁度いい位置で止めたりすることはできません。
フルオートタイプのエコキュートは、自動たし湯のボタンのみで最も適したお風呂の状態に維持してくれることが特徴です。

・お風呂の残り湯の熱の再利用
フルオートタイプのエコキュートは、再度お風呂の残り湯の熱を利用する機能が搭載されています。
お風呂の残り湯の熱を廃棄しないで、一旦熱のみを回収して再度お湯を沸かすときに利用するエコなものです。
この機能によって、さらに熱効率がアップするため、省エネ性能もアップします。

・追いだき配管の自動洗浄
フルオートタイプのエコキュートは、追いだき配管の自動洗浄の機能が搭載されているものもあります。
ボタン1つで自動でエコキュートが追いだき配管を掃除してくれます。

・その他
エコキュートはいろいろなメーカーが販売しており、それぞれのメーカーがいろいろな機能を搭載しています。
例えば、銀イオンが出たり、バブルが出たりするエコキュートがあります。
シャワー水圧で他社と差別化するメーカーなどもあり、それぞれのメーカーの特徴があります。
このような機能は、主にフルオートタイプのエコキュートに搭載されています。
そのため、それぞれのメーカーの機能に興味があるときは、フルオートタイプのエコキュートがおすすめです。

●フルオートタイプのエコキュートのメリット

ここでは、フルオートタイプのエコキュートのメリットについてご紹介します。

・いろいろな機能がボタン一つで使える
利便性が高いことが、フルオートタイプのエコキュートのメリットです。
台所リモコンやふろリモコンにはいろいろなボタンがあり、このようなボタンを押すのみで便利ないろいろな機能が使えます。
また、現在は液晶画面のリモコンもあります。
液晶画面のリモコンは、シンプルで操作性がよりわかりやすくなっています。
なお、音声案内も近年のリモコンは充実しています。

・学習機能が搭載されている
学習機能が、フルオートタイプのエコキュートには搭載されています。
過去のお湯の使用量、貯湯タンクの中のお湯や浴槽の中のお湯の冷め方などを学習して、それぞれの家庭に応じてお湯を沸かしてくれます。
そのため、特に自分で節約をしなくても、自動運転にするのみで最も省エネでエコになります。
このようなエコキュートであれば、知らない間に電気代が低減できるというようなことが期待できます。

・追いだき配管の自動洗浄の機能が便利である
先にご紹介した追いだき配管の自動洗浄の機能は、実際にエコキュートを使っている人の評価が高いものです。
特に、しっかりと衛生面はしたいような人には非常におすすめです。
なお、追いだき配管は、お風呂のお湯が循環するため別の配管よりも汚れやすくなります。
本来であれば、専用の薬剤を自分で投入して、追いだき配管の中の汚れを掃除する必要があります。
しかし、追いだき配管の自動洗浄の機能が搭載されていると、このような掃除が必要ないため、忙しい人には非常におすすめです。

●フルオートタイプのエコキュートのデメリット

ここでは、フルオートタイプのエコキュートのデメリットについてご紹介します。

・本体価格が高い
フルオートタイプのエコキュートは機能が多く搭載されていますが、最もエコキュートの中では本体価格が高くなります。
本体価格はメーカーや機種によって違っていますが、メーカーが同じもので比較すればセミオートタイプとフルオートタイプのエコキュートでは相当違っています。
さらに、フルオートタイプのエコキュートは追いだき配管も必要になるため、工事が相当大掛かりなものになることもあります。
一方、セミオートタイプのエコキュートは、本体価格が安いだけでなく、設置工事費用も割安です。

・配管工事が新しく必要なこともある
特に、フルオートタイプのエコキュートを新しく買うときは、工事についても把握しておく必要があります。
従来追いだきの機能が搭載されていない給湯器を使っていたときは、規模の大きな工事になることがあります。
追いだき配管が、フルオートタイプのエコキュートは必要です。
従来の給湯器に追いだき配管が無いときは、浴槽と浴室の壁に穴を開けて、配管を新しく設置する工事が必要になります。
さらに、追いだき配管の先にふろ循環アダプターを取り付けるようになります。
配管工事や配線工事などが新しく必要になるため、考えていたよりも費用が高くなることもあり得ます。
そのため、前もってしっかりと見積りは入手しておきましょう。

・多くの機能が搭載されているため複雑である
基本的に、フルオートタイプのエコキュートは機能が多く搭載されています。
そのため、高齢の方などにはわかりにくいこともあります。
当然ですが、それぞれのメーカーでは操作性をアップするために、音声案内をしたりしています。
しかし、このような多くの機能は必要ないような人もある程度います。
このような人にとっては、セミオートタイプのエコキュートの方がいいかもしれません。

●エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?のまとめ

ここでは、エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?についてご紹介しました。
フルオートタイプのエコキュートは、省エネなどの機能が多くありますが、本体価格や工事費用が高いなどのデメリットもあります。
このようなことを考慮しながら、自宅に適したタイプのエコキュートを選びましょう。
IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ
■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方へ、ラジエントヒーターとは?IHクッキングヒーターのラジエントヒーターの使い方、エコキュートはセミオートタイプとフルオートタイプのどちらがおすすめか?についてご紹介しました。

IHクッキングヒーターのラジエントヒーターは、コイル状の電熱線をトッププレートの下に埋め込んだ調理器具です。

ラジエントヒーターは、IHクッキングヒーターとガスコンロの両方のメリットがあり、調理器具と調理方法の選択肢の幅が拡がるでしょう。

IHクッキングヒーターのラジエントヒーターについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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