電力会社選び方の教科書

2020年7月27日

みずほ住設でエコキュート交換工事をご検討いただいているお客様の中にも大手電力会社から他の電力会社への乗り換えを考えている人は近年非常に多いのではないでしょうか。
大都市では選択肢となる会社の数が多すぎてどの会社を選べばいいのか迷ってしまいますよね？

乗り換えをするときに覚えておきたい電力会社の選び方を電力会社選び方の教科書の教科書としてご案内させて頂きます。
電力会社を選ぶときには重視したいポイントを絞り、それを基準にして候補となる電力会社を挙げていきましょう。

世帯人数と電気使用量

電力会社を選ぶときにまず気になるのは電気代がどれくらい安くなるかという点が気になりますよね？
電気代は世帯人数や電気使用量によって変わってくるものです。

例えば一人暮らしなら月間の電気使用量は200～300kWh、契約アンペア数は20Aか30Aが多いと存じ上げております。
どの電力会社がいいかを探すときはこの条件をベースの基準にして探す必要があります。

電気使用量は電気ご使用量のお知らせのご使用量という欄に記載されております。
2人世帯は月間の電気使用量は300～500kWhで契約アンペア数30Aか40Aになる事が多いかと存じております。

3、4人世帯では月間の電気使用量400～600kWhで契約アンペア数40Aか50Aといったところがアベレージになります。
多くの電力会社ではインターネット上のWebサイトで料金シミュレーションが可能です。

現在の電力会社の検針票を確認して契約アンペア数と対象月と月間の電気使用量を入力すると料金がシミュレーションできるというケースが多いので、まずどれくらい安くなるのかをチェックする事から始めましょう。

セット割引や特別特典

ガス料金や携帯電話の料金、インターネット回線と電気をセットで契約すると安くなるケースやプランがございます。
大都市圏にお住まいで利用できる電力会社の数が多すぎて迷うという場合は、このセット割をベースにして考えると選択しやすくなるのではないでしょうか。

電気使用量などによってはセット割にしてもあまり安くならないケースもございますので注意が必要です。
セット割を選ぶと携帯会社などを乗り換えようとしたときに解約しづらくなるというデメリットもあるので要注意しましょう。

セット割の他にポイント還元サービスや期間限定キャッシュバックキャンペーンも行われていたりしますのでチェックしてみるとお得なキャンペーンを見つける事ができるかもしれません。

信頼性

電力会社の信頼性も重要なポイントです。
会社規模から電気供給の実績に加えてサービスの特徴や顧客対応などをWebページで調べてみるところから始めなければなりません。

新電力会社の中には経営規模の小さいところもあり、契約中に倒産する可能性0ではございませんのでその点も踏まえておきましょう。
小さいからリスクが高いというわけではありませんが、少なくとも会社のことをよく調べて納得した上で契約まで進むと安心できますね。

支払い方法

新電力会社の中には支払い方法がクレジットカードのみという場合もございます。
口座振替や支払票を使用してのコンビニと銀行窓口払いもありますが、もしもクレジットカード払いが嫌だという方はそれらの支払い方法が選べる会社を探すことが大前提になりますね。

注意するポイント

料金比較

世帯人数や電気使用量を目安に料金シミュレーションをしてから選ぶべきであることはもうお分かりですね？
それ以外に日中電気を使うことが多いのかや夜間の方がよく電気を使うのか等のライフスタイルの違いも考慮して料金を確認した方が良いです。

自分に合ったプランが用意されていればよりお得な電気料金を選択する事が可能になります。

契約期間と違約金

新しく電力会社と契約する場合は契約期間と違約金が設定されていないかどうかもチェックが必要です。
契約期間は1年及び2年の自動更新で中途解約する場合は解約金と解約手数料がかかるといった携帯電話やインターネットの契約みたいなパターンは多くございます。

セット割の場合もセット割を解約しようとすると違約金がかかる場合がございます。
違約金を設定している新電力会社は多数派ではありませんが、設定の有無を確認しておくと安心ができますね。

評判や口コミ

契約前に評判や口コミもチェックしておくこともリスクヘッジになります。
今の時代ならSNSで検索すれば対象となる電力会社についてのコメントを見つける事ができる可能性が多いです。

電力会社や電気料金に関する口コミ掲示板やレビューサイトもございますので確認するのも１つです。
ユーザー視点ならでの忌憚のない意見や感想、体験談の書き込みを見つけることができるはずです。

ユーザーの書き込みはプラスの感想よりはマイナスの意見の方が書き込まれやすい傾向がございます。
快適に使っているという人よりトラブルなどに遭って納得できないという人ほどそのことを伝えたくて書き込みをしますので、それを含めて冷静に判断する必要があります。

利用者の生の声は大いに参考になるはずなので、一度は目を通しておきましょう。
電力会社選びは対象となる会社の数が多いだけに大変です。

ただ、何となく得しそうだからという理由や新電力の方がよさそうだからといった理由で安易に決めてしまうと後悔することにもなりかねません。
電力会社の乗り換えを検討している方は慎重に乗り換え先を探してください、少しでも参考にして頂けますと幸いでございます。

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