浴室暖房乾燥機の交換をご検討の方へ
2021年1月30日
高齢の方は、寒い浴室に急に暖かい部屋から入ると、ヒートショックが起きることがあるため非常にリスクがあります。
あるいは、ドライヤーで急ぎの洗濯物を乾燥するようなこともあるでしょう。
このようなときは、浴室暖房乾燥機がおすすめです。
最近は、オール電化住宅にして、ガス給湯器からエコキュートに交換すると同時に、浴室暖房乾燥機を取り付ける方が多くなっているそうです。
ここでは、浴室暖房乾燥機の交換をご検討の方へ、浴室暖房乾燥機とは?浴室暖房乾燥機のメリット、浴室暖房乾燥機の交換方法、各メーカーの浴室暖房乾燥機についてご紹介します。
■浴室暖房乾燥機とは?
浴室暖房乾燥機は、基本的に暖房、乾燥、局所換気、24時間換気、涼風の機能があるものです。
ここでは、浴室暖房乾燥機の機能についてご紹介します。
●暖房の機能
冬のシーズンには、暖房の機能が大活躍します。
暖房の機能は、呼び方がメーカーによって予備暖房、浴室暖房などと違っていることがありますが、浴室のドアを開けておくと脱衣所と浴室内を入浴する前に暖めることができるため、小さい子供さんが嫌う浴室の寒さも無くすことができます。
また、暖房の機能は冬のシーズンのヒートショックの防止にもなります。
ヒートショックというのは、寒い脱衣所や浴室と暖かい居室の温度の違いが体に引き起こす影響で、急に脈拍が速くなったり、血圧が変わったりします。
特に、冬のシーズンは浴槽と浴室の温度の違いが激しいため、血圧の高い方や高齢の方は非常にリスクがあります。
浴室を前もって暖房しておくことによって、ヒートショックを防止することができます。
●乾燥の機能
乾燥の機能としては、浴室の乾燥と衣類の乾燥の役目があります。
浴室の乾燥と衣類の乾燥はメーカーによってはわけて書いていることもありますが、選ぶモードはいずれも同じで、洗濯物を干さないと浴室の乾燥になり、洗濯物を干すと衣類の乾燥になります。
浴室の乾燥は、浴室の湿気をすばやく取り除いて、カビの防止に効果が期待できます。
浴室のカビを防止するためには、湿気や水分をとにかく溜めないことが大事です。
浴室は一般的に換気扇を回しますが、換気は湿気を排気するのみであるため十分に乾燥するためには時間がかかり、換気のみでは実際にはカビは生えてきます。
一方、浴室暖房乾燥機の乾燥の機能は温風+換気であるため、湿気がすばやく取り除かれてカビの防止にも効果が期待できます。
衣類の乾燥は、洗濯物が花粉や雨、PM2.5を気にしないで干せます。
洗濯物が外に干せない梅雨のシーズンや秋の長雨などのときにも、気温や天気を気にしないで洗濯物が干せます。
部屋干しでは、場所を取るため外観的に良くなかったり、居室の湿度や臭いが気になったりします。
しかし、衣類を浴室で乾燥するのであれば、場所を取らなかったり、湿気や臭いも気にしたりすることがありません。
春先の花粉のシーズンでも、衣類を浴室で乾燥できるため、浴室暖房乾燥機で乾燥するのが花粉症の方にもおすすめです。
また、最近は黄砂やPM2.5の飛来の防止としても、浴室暖房乾燥機で衣類を乾燥する人が多くなっています。
●局所換気の機能
局所換気の機能は、窓がないマンションなどの浴室でもぐんぐん湿気を排出します。
トイレや洗面所も、2室換気タイプ、3室換気タイプであれば換気できます。
換気の機能は、臭いの発生やカビの発生を抑えるために必要です。
入浴した後に浴室の水滴や湿気を換気の機能で乾燥させることによって、カビが発生しにくくなります。
しっかりと浴室全体を乾燥するためには、換気を入浴した後に3時間~6時間は行う必要があります。
特に、乾燥の機能で乾燥するのが、気温・湿度が高くなる梅雨のシーズンから夏のシーズンにかけてはおすすめです。
●24時間換気の機能
24時間換気の機能は、機密性が高いマンションなどの居室の空気の入れ替えができます。
それぞれの居室の清浄フィルター付き給気口から新しい空気を常に取り込んで、浴室暖房乾燥機から汚れた空気は排出します。
24時間換気システムは、シックハウス対策におすすめです。
24時間換気システムの設置義務化が、シックハウス対策として2003年に決められました。
断熱性が建築においてアップするにつれて、換気の能力低下の現象が発生し、気密性の高い家では微量に住宅の資材に含まれていることによって、アレルギーの症状やシックハウス症候群が多くなり始めたため、強制的に室内の空気を換気する24時間換気システムの設置が義務化されました。
浴室暖房乾燥機の中には、24時間換気システムを搭載しているものもあります。
また、入浴しているときは一時的に24時間換気の風を止める機能もあるため、入浴しているときの肌寒さも無くなります。
●涼風の機能
涼風の機能は、爽やかな涼しい風を扇風機の代わりに送ります。
夏のシーズンの入浴でも、涼風の機能で爽快・快適に過ごせます。
適度にほてった体を冷まし、のぼせや湯あたりを防止します。
蒸し暑い夏のシーズンは、シャワーのみで済ませるときも多くありますが、入浴が疲労回復や夏バテ対策には効果が期待できます。
夏のシーズンは、涼風の機能で、お湯をお風呂にはるのもいいでしょう。
夏のシーズンは、お店や事務所のひんやりとうだるような外の暑さが繰り返されます。
シャキッと疲れが残っている身体をしたいときは、サッと熱めの42℃程度のお湯につかるのがおすすめです。
なお、心臓の弱い方や血圧の高い方は注意してください。
寝苦しい暑い夏のシーズンの夜には、気分が落ち着いて気持ちいい睡眠ができるぬるめの40℃以下のお湯に10分間~15分間つかるのがおすすめです。
なお、寝る1時間~2時間前に入浴するのがおすすめです。
涼風の機能は、気持ちいい扇風機のような送風運転であるため、浴室の蒸し暑さが和らぎ、入浴した後のほてりが少なくなって、まるで爽やかな露天風呂のような入浴が楽しめます。
■浴室暖房乾燥機のメリット
ここでは、浴室暖房乾燥機のメリットについてご紹介します。
●温度の違いによるヒートショックが防止できる
冬のシーズンのお風呂の湯温は約42℃であるため、浴室とお風呂から出たときの温度の違いが激しくなって、血圧に影響を与えるため負担が身体にかかるといわれています。
このような現象はヒートショックといわれており、特に負担が心臓にかかりやすくなるため、注意する必要があります。
脱衣所の暖房については電気ストーブなどを置くことができますが、浴室の暖房については感電などのリスクがあるため、そのまま電気ストーブなどを置くことができません。
そのため、浴室暖房乾燥機の暖房の機能を使うと、温度の急激な変化が和らぎ、未然にヒートショックを防止することができます。
●乾燥の機能で浴室をきれいに維持したり、洗濯物を乾燥したりすることができる
浴室を使った後の湯気をすばやく無くすことができ、カビや嫌な臭いを防止するのに役に立ちます。
また、楽にお掃除もでき、いつでもきれいに維持できます。
さらに、洗濯物を吊しておくと、乾燥することがいつでもできます。
梅雨のシーズンや花粉が心配なシーズンで、なかなか外に洗濯物が干せないときでも、浴室暖房乾燥機は大活躍です。
乾燥機能付きの浴室暖房乾燥機で、洗濯機で洗うことができない洋服でも乾燥することができます。
■浴室暖房乾燥機の交換方法
ここでは、エコキュートの交換業者による浴室暖房乾燥機の交換方法についてご紹介します。
●すでにある古い浴室暖房乾燥機の取り外し
すでにある古い浴室暖房乾燥機を取り外し、取り外したものは持ち帰って処分します。
●新しい浴室暖房乾燥機の取り付け
古い浴室暖房乾燥機と新しい浴室暖房乾燥機の天井開口が同じ寸法であれば、加工しないでそのまま新しいものが取り付けできます。
天井開口の寸法が違っているときは、加工する必要があるため時間がかかります。
●排気ダクトの接続
天井裏で、新しい浴室暖房乾燥機と排気ダクトを接続します。
接続した箇所は、アルミテープで排気が漏れないように塞ぎます。
●リモコンの交換
古い浴室暖房乾燥機のリモコンから、新しい浴室暖房乾燥機のリモコンに交換します。
●電源の接続
新しい浴室暖房乾燥機に、100Vまたは200Vの電源を接続します。
●試運転、顧客説明
浴室暖房乾燥機の交換の作業時間としては、エコキュートの交換業者であれば1.5時間~2時間程度です。
交換作業が終わった後に試運転をして、問題が無ければ顧客に使い方を説明して終わりになります。
■各メーカーの浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機は、エコキュートのメーカーの三菱、パナソニック、日立、長府が販売しています。(それ以外にも販売しているメーカーもございます。)
ここでは、各メーカーの浴室暖房乾燥機についてご紹介します。
●三菱の浴室暖房乾燥機
ここでは、三菱の浴室暖房乾燥機の特徴、ラインナップについてご紹介します。
・三菱の浴室乾燥暖房機の特徴
三菱の浴室乾燥暖房機の「バスカラット」は、 バス乾燥・衣類乾燥・暖房・換気・涼風(循環風)の5つの快適機能を搭載しています。
「バスカラット」を設置すると、戸建てでも集合住宅でも快適なバスタイムが年中楽しめます。
浴室乾燥び機能は、隅々まで清潔に乾燥してカビを防ぎます。
「風乾燥」モードは、電気代が気がかりな方におすすめです。
「風乾燥」モードであれば、ヒーターを使わないため、乾燥「弱」モードより約90%消費電力が低減できます。
長めの乾燥時間になりますが、換気風と循環風の風量バランスをコントロールすることによって、ヒーターなしでも浴室が効率良く乾燥できます。
「強」「弱」の「乾燥」モードは、温風と換気のパワフル乾燥です。
カラッと浴室を乾燥するのであれば、「バスカラット」がやはりおすすめです。
「乾燥」モードであれば、換気で排出しながら温風でジメジメを乾燥するW効果によって、カビが発生しやすい床・壁・天井のコーナーや目地部分などがきちんと一気に乾燥できます。
すみずみまできれいな浴室が楽に維持できます。
衣類乾燥の機能は、洗濯物の乾燥室に浴室が早変わりします。
夜干しに最も適した運転モードでますます大助かりです。
乾燥「強」モードは、急いでいるときにおすすめです。
乾燥「弱」の節電夜干し乾燥モードは、節電乾燥もじっくりできます。
乾燥「弱」モードは、夜の寝ているときなどに衣類をじっくりと乾燥したいときにはおすすめです。
乾燥時間は、ヒーターのパワーを抑えることによって長めの約218分になりますが、乾燥「強」モードに比較して約15%消費電力を低減した節電乾燥ができます。
当然ですが、温風の乾燥であるため、仕上がりはカラッと気持ちいいものになります。
V-141BZの機種での衣類の乾燥時間と消費電力量の目安としては、次のようになります。
乾燥「強」は乾燥時間が148分で、消費電力量が2.7kWh、乾燥「弱」は乾燥時間が218分で、消費電力量が2.31kWhです。
測定条件としては、衣類乾燥質量が2kg(Tシャツ10枚、タオル10枚、ハンカチ10枚)、1坪用ユニットバス(1600mm×1600mm×2200mm)、断熱あり、窓あり、全自動洗濯機で5分間脱水(脱水度60%)、外気温度は20℃、外気湿度は約60%RH、乾燥時間は乾燥度97%になるまでの運転時間です。
なお、乾燥時間や消費電力量は、衣類の種類、脱水の方法、干し方、外気の温湿度、浴室の仕様などによって違います。
切タイマーが作動して運転が乾燥する前に停止するときは、切タイマー時間をコントロールスイッチのタイマーボタンで変える必要があります。
なお、三菱の浴室における換気の実態調査によると、衣類乾燥の機能を使う40%以上の方が、生活スタイルや割安な深夜電力の利用などから衣類乾燥の機能を夜間の午後10時以降に使っているそうです。
浴室暖房の機能は、冬のシーズンに身体想いに洗い場を暖めます。
「ロング気流暖房」でしっかり床面まで暖めます。
冬のシーズンの入浴でも、「バスカラット」の優しさが体感できます。
暖房「強」モードの「ロング気流暖房」であれば、誘引流を利用することによってしっかりと床面まで温風が届きます。
20℃まで床面を暖める時間が、100Vタイプで、三菱の従来品のV-122BZLに比較して現行品のV-142BZL2は約7分間短くなりました。
自動サーモ暖房は、浴室内の温度をセンサーが見はって、自動でヒーターパワーを切り替えます。
快適な暖かさを、ムダな運転を抑えながら維持します。
浴室内温度制御は、ヒーターパワーを「高」の40℃、「中」の35℃、「低」の30℃に設定できます。
大容量の2.0kWのヒーターでより暖房がパワフルにでき、真冬でも非常に快適です。
広い浴室でもすみずみまでスピーディーに暖めます。
現行品(V-243BZL2)は、従来品(V-223BZL)比較して、15℃まで足元(床上5cm)を暖める時間が約16分短くなります。
200V電源タイプ(V-241BZ、V-242BZL2、V-243BZL2)だけが対応しています。
「あったかリンク」は、自動で給湯と同時に暖房を始めます。
浴室の暖房を、エコキュートのふろ自動の操作と連動して始めます。
浴室に入ったときのひんやり感が和らいで、寒いシーズンの入浴も快適室です。
「あったかリンク」の機能の詳細ついては、下記のサイトを参照してください。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/function/attaka-link.html
「あったかリンク」の機能は、コンパクトエコキュート、エコキュートライト、給湯専用を除きます。
ふろ自動の開始によって暖房運転を始めるため、お湯はり時間が短いときや浴室温度・外気温度が低いときは、床や壁の材質・広さ・断熱性・密閉性などの浴室構造によって暖房効果は違います。
浴室のみでなく、お湯が洗面所や台所で使われても切り替わります。
運転に切り替わるときは、時間がかかることがあります。
連携できるエコキュートは、三菱の商品だけになっています。
専用アプリはダウンロードする必要があり、このときにかかる通信料は顧客の負担になります。
浴室換気の機能は、安定した24時間換気で湿気もすっきりします。
24時間換気の機能は、窓のないマンションなどの浴室でもぐんぐん湿気を排出します。
2部屋、3部屋用であれば、トイレや洗面所の換気まで可能です。
定風量24時間換気&省エネ換気は、換気風量がDCブラシレスモーター搭載によって高層建物の外風圧やダクト配管の長さに影響されない、一定風量にコントロールされます。
また、V-143BZ2とV-143BZL2の開放風量(120㎥/h)を比較すると約77%消費電力が低減し、省エネ換気になります。
DCブラシレスモーター搭載機種は、V-142BZL2、V-142BZLT2、V-143BZL2(-HM)、V-143BZLT2、V-242BZL2、V-243BZL2(-HM)だけです。
冬季モードは、低い外気温度の冬のシーズンに、快適性を維持するために換気風量を抑えます。
DCブラシレスモーター搭載機種は、V-142BZL2、V-142BZLT2、V-143BZL2(-HM)、V-143BZLT2、V-242BZL2、V-243BZL2(-HM)だけです。
冬季モードは、設定してから後3ヶ月間で自動的に解除されます。
涼風の機能は、夏の入浴や湯上りも爽やかな風で快適です。
扇風機が浴室に付いているような爽やかさです。
涼風の機能を使うと、夏のシーズンの蒸し暑いときの入浴や、汗がなかなかひかない湯上がりも、非常に快適です。
湯あたり解消にも役に立ちます。
おそうじ簡単フラットパネルは、フラットパネルを採用しているため拭き掃除が容易です。
さらに、フィルターは「スライド式構造」の採用によって取り外しが簡単で、楽に掃除ができます。
専用コントロールスイッチは、積算通電時間が10年の規定の時間になっても、法定点検が行われないときに「88」をコントロールスイッチに表示して点検期間を知らせます。
なお、「点検」ランプがP-141SW2(-T)では点灯します。
新しい構造によって、業界最軽量クラスの約5.3kgという本体軽さを実現しました。
そのため、ユニットバス天井への負担と据付作業が軽減します。
・三菱の浴室暖房乾燥機のラインナップ
三菱の浴室暖房乾燥機としては、新築集合・戸建住宅向けの24時間換気機能付、換気システム連動形、 主に既築住宅向け(戸建、集合) があります。
新築集合・戸建住宅向けの24時間換気機能付としては、 3部屋換気用の三菱HEMS対応のV-143BZL2-HM、V-243BZL2-HM、1部屋換気用のミスト機能付きのV-271BZ-MS、3部屋換気用のミスト機能付きのV-273BZL2-MS、1部屋換気用のV-141BZ、2部屋換気用のV-142BZL2、V-142BZLT2、V-143BZL2、3部屋換気用のV-143BZLT2、V-143BZ2、1部屋換気用のV-241BZ、V-241BZ-RC、2部屋換気用のV-242BZ L2、3部屋換気用のV-243BZL2、1部屋換気用のV-251BZがラインナップされています。
新築集合・戸建住宅向けの換気システム連動形としては、セパレートタイプのWD-121BZMD、WD-221BZMDがラインナップされています。
主に既築住宅向け(戸建、集合)としては、浴室暖房機(換気扇連動形)(天井埋込タイプ)のWD-120BZR、WD-220BZR、バス・サニタリー用暖房機のWD-120BZR、WD-220BZR、リニューアルバスカラット(壁掛けタイプ)1部屋換気用のV-241BK-RN 、浴室暖房機(壁掛けタイプ)(既設の換気扇と併用可能)のWD-240BK、脱衣室暖房機(壁掛けタイプ)のWD240DK、脱衣室暖房機(壁掛けタイプ)のWD-240DK-RC、10階タイプ取替専用のV-122BZ2がラインナップされています。
●パナソニックの浴室暖房乾燥機
ここでは、パナソニックの浴室暖房乾燥機の特徴、ラインナップについてご紹介します。
・パナソニックの浴室暖房乾燥機の特徴
パナソニックの浴室暖房乾燥機の浴室換気乾燥機は、1台で4つの機能があり、快適なバスライフと浴室の有効活用をサポートします。
予備暖房機能は、浴室に入ったときのヒンヤリ感を和らげるために、浴室を前もって暖めておくものです。
浴室に入る前に運転して、浴室に入るときは運転を停めてください。
浴室に入るときに運転すると、肌に送風が当たって寒くなります。
浴室換気機能は、浴室を使った後の湿気や水滴を排出し、嫌な臭いカビの発生を抑えます。
浴室に入った後に運転してください。
入浴しているときに運転すると、結露が垂れるときがあります。
衣類乾燥機能は、梅雨や冬のシーズン、あるいは市街地などで、洗濯物を屋外に干せないときに浴室を有効に利用することができます。
しわが洗濯物に付かなく、ホコリや花粉も付かなくて、きれいに乾燥ができます。
涼風機能は、掃除のときの暑さ対策や夏の入浴のときに爽やかな涼風感があります。
・パナソニックの浴室暖房乾燥機のラインナップ
パナソニックの 浴室暖房乾燥機としては、ヒートポンプ方式採用でうれしい省エネ!さらにスピード暖房&衣類乾燥を実現のヒートポンプ式サニタリー&バスコンディショナー、冬場の寒い浴室を快適な空間に、衣類乾燥にも大活躍の電気ヒーター式バス換気乾燥機、ミストの効果でお肌もしっとり、女性にも大人気のミストサウナ、脱衣所で予備暖房・衣類乾燥・換気・涼風と1台4役のリフォームにおすすめの脱衣所暖房衣類乾燥機があります。
なお、ヒートポンプ式サニタリー&バスコンディショナーと脱衣所暖房衣類乾燥機は消費生活用製品安全法で指定される特定保守製品ではありません。
ヒートポンプ式サニタリー&バスコンディショナーとしては、ユニットバス専用のFY-18UXT1があります。
搭載されている機能としては、除湿乾燥・予備暖房・涼風・換気(3室換気)、24時間常時換気、3室換気用があり、浴室広さの目安は1.25坪タイプまでです。
電気ヒーター式バス換気乾燥機としては、ユニットバス専用のFY-13UG7E、FY-13UG5V、局所換気専用のFY-24UW5、FY-24UWY5-Wがラインナップされています。
FY-13UG7Eに搭載されている機能としては、予備暖房・換気・浴室乾燥・衣類乾燥・涼風、24時間常時換気推奨があり、浴室広さの目安は1.25坪タイプ(内寸1.6m×2.1m)まです。
FY-13UG5Vに搭載されている機能としては、予備暖房・換気・衣類乾燥・涼風、24時間常時換気推奨があり、浴室広さの目安はユニットバス1.25坪タイプ(内寸1.6m×2.1m)までです。
FY-24UW5に搭載されている機能としては、予備暖房・換気・衣類乾燥・涼風があり、浴室広さの目安は1.5坪タイプ(内寸1.6m×2.4m)までです。
FY-24UWY5-Wに搭載されている機能としては、予備暖房・換気・衣類乾燥・涼風があり、浴室広さの目安は1.5坪タイプ(内寸1.6m×2.4m)までです。
ミストサウナとしては、 iミストスタンドアローンタイプの1部屋換気のFY-28US3、FY-28US3S、2部屋換気のFY-28USP3、3部屋換気のFY-28UST3、 iミストエコキュート接続タイプの1部屋換気のFY-28US3HPがラインナップされています。
FY-28US3に搭載されている機能としては、うるおいモード、サウナモード、暖房、衣類乾燥、換気、24時間換気、涼風があります。
FY-28US3Sに搭載されている機能としては、うるおいモード、サウナモード、暖房、衣類乾燥、換気、涼風があります。
FY-28USP3に搭載されている機能としては、うるおいモード、サウナモード、暖房、衣類乾燥、換気、24時間換気、涼風があります。
FY-28UST3に搭載されている機能としては、うるおいモード、サウナモード、暖房、衣類乾燥、換気、24時間換気、涼風があります。
FY-28US3HPに搭載されている機能としては、うるおいモード、サウナモード、シャワー立ち上げ、暖房、衣類乾燥、換気、24時間換気、涼風があります。
電気ヒーター式バス換気乾燥機としては、脱衣所専用のFY-13SW5、FY-13SWL5がラインナップされています。
FY-13SW5に搭載されている機能としては、予備暖房・換気・衣類乾燥・涼風があり、脱衣所広さの目安は1.5坪で、浴室には取付できません。
FY-13SWL5に搭載されている機能としては、予備暖房・換気連動・衣類乾燥・涼風があり、脱衣所広さの目安は1.5坪で、浴室には取付できなく、別途換気扇が必要です。
●日立の浴室暖房乾燥機
ここでは、日立の浴室暖房乾燥機の「ゆとらいふ」の特徴、ラインナップについてご紹介します。
・日立の浴室暖房乾燥機の特徴
日立の浴室暖房乾燥機の「ゆとらいふ」は、高性能のヒーター&ファンでパワフル運転をします。
浴室のリフォームにおすすめで、1台5役で、オールシーズン大活躍します。
暖房の機能は、体を素早く温めて快適に入浴ができます。
浴室暖房乾燥機のグラファイトヒーターは、スイッチを入れると、温度がすばやく立ち上がります。
さらに、赤外線の照射量が多いため体の芯まで温まります。
予備暖房は、入浴する前の暖めにおすすめです。
朝のシャワーや寒いシーズンに入浴するときに、浴室は予備暖房でポカポカになります。
入浴暖房は、入浴しているときの暖めにおすすめです。
送風(弱)の入浴暖房が、入浴しているときはおすすめです。
衣類乾燥と浴室乾燥の機能は、充実の乾燥機能でカラッと浴室が乾燥します。
浴室暖房乾燥機のシロッコファンは、浴室内の空気を1時間で約25回、送風・換気する能力がある高効率の大型ファンを採用しています。
条件としては、換気(強)運転時、1時間換気回数(浴室面積:1坪システムバス(160.0×160.0×220.0cm))です。
素早く浴室や洗濯物をカラッと乾燥します。
素早くグラファイトヒーター+温風、換気で乾燥するため、忙しいときの浴室乾燥や衣類乾燥に最適です。
節電乾燥の機能は、電気代が気がかりな方におすすめです。
換気と送風での乾燥と、グラファイトヒーター+温風で運転が完了する1時間前には仕上げ乾燥し、カラッと冬でも乾燥します。
シロッコファは送風量が安定しており、さらに、低騒音も実現しました。
換気(強)運転時の騒音は、図書館の中程度の40dBです。
乾燥(強)運転時の騒音は、47dBです。
風乾燥の機能は、電気代が気がかりな方におすすめです。
ヒーターを使わないで、換気と送風だけの乾燥です。
湿度の低い日や夏のシーズンにおすすめです。
涼風の機能は、夏場の入浴が送風&換気で爽やかになります。
涼風は、気持ちいい風で快適になります。
なお、冷房機能は搭載されていません。
風が体の濡れているときに当たると涼しくなります。
換気の機能は、いつでも24時間換気対応で、クリーンですっきりします。
24時間換気は、外に湿気を排出し、浴室をクリーンに維持します。
換気の機能は、外に湿気を排出し、いつでも浴室はすっきりします。
浴室暖房乾燥機の人感オート運転は、脱衣室の人の動きを検知して、運転を自動で開始・停止します。
そのため、消し忘れを防ぐこともできます。
メインリモコンとサブリモコンは、入浴中や設定時で使いわけができます。
メインリモコンは、大きな見やすい液晶表示とわかりやすい色分けされたボタンが特徴です。
電気代目安表示は、1時間あたりの機能に応じた電気代の目安を表示します。
計算は、新電力料金目安単価の27円/kWh(税込)で行なっています。
液晶表示は、運転状態が見やすくて大きな液晶表示でわかりやすいものです。
リモコンホルダーは、簡単にリモコンが着脱できるマグネット式のワンタッチホルダーです。
サブリモコンは、コンパクトで、楽に持ち運びができます。
防水仕様であるため、浴槽に浸かりながらでも使えます。
30分間水深1mに浸しても有害な影響が現れる量の浸水がないというJIS規格の防浸構造(IPX7)に適合しています。
浴室暖房乾燥機は、シーズンに応じて、暖房・衣類乾燥・浴室乾燥・涼風・換気の1台5役で使えます。
快適で便利なスペースに浴室が生まれ変わります。
春のシーズンは衣類乾燥の機能で浴室が乾燥室に早変わり、梅雨のシーズンは浴室乾燥の機能で湿気を抑えていつも快適、夏や秋のシーズンは涼風・換気の機能でムシムシ感をスッキリ解消、冬のシーズンは暖房の機能で寒い浴室を暖めて快適になります。
浴室暖房乾燥機は、脱衣室や浴室の温度差を少なくして快適に入浴できます。
冬のシーズンは、暖房していない部屋と暖房している部屋では温度の違いが大きくなります。
大きな温度の違いは、急激な血圧の変化が起きやすく体に大きな負担があります。
そのため、脱衣室や浴室を暖房して温度の違いを少なくすることが大切です。
・日立の浴室暖房乾燥機のラインナップ
日立の浴室暖房乾燥機としては、浴室暖房乾燥機の壁面取付タイプ、浴室暖房専用機の壁面取付タイプ、脱衣室暖房機の壁面取付タイプがあります。
浴室暖房乾燥機の壁面取付タイプとしては、単相交流200V仕様のHBK-2250SK、単相交流100V仕様のHBK-1250SK、天井埋込タイプの単相交流200V仕様のHBK-2250ST、単相交流100V仕様のHBK-1250STがラインナップされています。
浴室暖房専用機の壁面取付タイプとしては、HBD-500Sがあります。
脱衣室暖房機の壁面取付タイプとしては、HDD-50Sがあります。
HBK-2250SK、HBK-1250SK、HBK-2250ST、BK-1250STに搭載されている機能としては、予備暖房、入浴暖房、乾燥、涼風、節電乾燥、24時間換気、風乾燥、換気があります。
HBD-500S、HDD-50Sに搭載されている機能としては、暖房、涼風があります。
●長府の浴室暖房乾燥機
ここでは、長府の浴室暖房乾燥機の特徴、ラインナップについてご紹介します。
・長府の浴室暖房乾燥機の特徴
長府の浴室暖房乾燥機は、乾燥室に浴室が早変わりし、雨が降っていても、お洗濯日和に毎日なります。
うれしい機能が、コンパクトなボディーに満載されています。
乾燥の機能は、乾燥室にバスルームがなって、お天気に関係なく24時間洗濯物を干すことができます。
暖房の機能は、温風で入浴する前に暖房して、冬のシーズンのバスルームの寒さを和らげます。
換気の機能は、入浴した後の湿気を強力な換気で排出し、カビの発生を抑えます。
涼風の機能は、夏のシーズンに入浴するときの暑さ対策におすすめです。
気持ちいい風でバスタイムが爽やかになります。
・長府の浴室暖房乾燥機のラインナップ
長府の浴室暖房乾燥機としては、壁掛けタイプと天井埋込タイプがあります。
壁掛けタイプとしては、YDK-414Kがあり、設置可能浴室広さはユニット/在来浴室1.5坪以下です。
天井埋込タイプとしては、YDK-333Tがあり、 設置可能浴室広さはユニット/在来浴室1.25坪以下です。
■まとめ
ここでは、浴室暖房乾燥機の交換をご検討の方へ、浴室暖房乾燥機とは?浴室暖房乾燥機のメリット、浴室暖房乾燥機の交換方法、各メーカーの浴室暖房乾燥機についてご紹介しました。
浴室暖房乾燥機の機能としては、基本的に暖房、乾燥、局所換気、24時間換気、涼風があります。
浴室暖房乾燥機のメリットとしては、次のようなものがあります。
・温度の違いによるヒートショックを防止する
・乾燥の機能で浴室をきれいに維持したり、洗濯物を乾燥したりすることができる
浴室暖房乾燥機は主に三菱、パナソニック、日立、長府が販売しています。
浴室暖房乾燥機の交換は自分ではできないため、エコキュートの交換業者に頼むのがおすすめです。
浴室暖房乾燥機の交換をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
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